➤ 研修プログラムの特徴
連携施設は、第3次救命救急センター5つを含んでおり、脳卒中や頭部外傷を中心とした救急疾患を数多く経験できるとともに、脳血管障害に対する血管内治療・外科治療・急性期脳卒中管理・神経救急・脊髄脊椎疾患などを研修します。基幹施設の筑波大学附属病院では脳腫瘍の手術および集学的治療、機能的脳神経外科、脊髄脊椎疾患、小児脳神経外科が経験できます。また、研修期間中に神経内科、脳神経外科の混成チームからなる筑波大学附属病院脳卒中科へもローテーションし、より高度で専門的な脳卒中治療、脳血管障害治療を経験していただきます。
基幹施設での手術件数は650件を超えており、プログラム全体では約3000件です。基幹施設内での専門研修指導医は 19名です。脳血管内治療においては、基幹施設内では5名、連携施設との合計では 9名の脳神経血管内治療指導医が指導に当たっています。また、連携施設および関連施設には各分野で国内外の指導的立場にある施設が入っており、それらの施設を回ることで最先端の知識と経験も身に着けることができるようになっております。
当プログラムでは実際に手を動かして手技を身に着けることを重要視しており、若いうちに多くの手術を術者として経験できます。また、筑波大学は日本で最初にレジデント制度を導入し、年上のレジデントが年下のレジデントを指導するという屋根瓦式の研修指導体制を確立しており、自分が執刀して実際に手を動かす能力のみならず、若手を指導しながら手術をコントロールし、術前術後の管理も指導する能力が養成されるため、レジデント終了時には指導者としての基本的な能力も身についているという特色があります。また、大学院での研究や国内外への留学(臨床・研究)についても積極的に推奨しており、広い視野を持った人材の育成を目指しています。専門医取得後のサブスペシャリテイーについても各人の希望を聞くとともに、本人の特性を見極めてアドバイスし、高いモチベーションをもって専門分野を確立できるようにサポートしていきます。
➤ 研修施設
基幹施設 |
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筑波大学医学医療系脳神経外科 |
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