小児脳神経外科

小児先天奇形、小児水頭症、小児脳腫瘍(※)、小児血管障害(もやもや病)、小児頭部外傷、小児痙縮などの治療を行っています。2012年の新病棟(けやき棟)オープンの際に小児ICU (PICU)が新設され、より専門的な看護を受けられるようになりました。主に術後管理や外傷などの緊急入院の際に使用しています。一般の小児病棟はけやき棟の6階に移り、これまでよりも個室が増えました。
 今後も、脳外のみならず小児科をはじめとする他科、他職種の力を借りつつ、こども一人一人の成長を十分に引き出すような、安全で質の高い医療を行うことを心がけていきたいと思います。

小児脳腫瘍について

術は、年間10件以上の小児脳腫瘍手術をおこなっています。内視鏡手術や定位的手術、経蝶形骨洞手術(最年少5歳)にも対応しています。集学的治療については、小児内科、放射線治療科との連携体制が整っており、小児脳腫瘍で必要となることが多い化学療法や放射線治療を適切に行うことができます。小児悪性腫瘍に対する陽子線照射の臨床研究も始まりました。

髄芽腫、悪性胚細胞腫瘍、PNET、AT/RTといった高悪性度腫瘍に対しては、自家骨髄もしくは末梢血幹細胞移植を併用した大量化学療法を行っています。年少児に対する放射線照射時期を遅らせることができたり、これまで救命が困難だったものでも長期生存例がでてきています。

小児脳腫瘍は、脳室内など正中部近傍に発生することが多いため、高率に非交通性水頭症を伴います。このような患者さんにたいしては、内視鏡的第3脳室開窓術での水頭症解除を行っています。併せて内視鏡的生検術を行うこともあります。


▲松果体部の胚細胞腫瘍の患者さん
腫瘍に対する生検を施行。


▲閉塞性水頭症の患者さん
内視鏡的第3脳室開窓術での水頭症解除を施行。

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